お財布にやさしくさまざまな料理に登場するきのこ。ヘルシーなイメージからダイエット中も食べる方が多いのではないでしょうか?
ただし、ヘルシーだからと言ってきのこだけを食べればせやるというわけではありません。偏った食事をしているとエネルギーを消費するために必要な栄養素が不足してしまい、やせにくくなってしまう可能性も考えられます。
普段の食事にきのこをプラスしてかさ増ししたり、高カロリーな食材と置き換えたりするのがおすすめ。カロリーカットが期待できます。
きのこダイエットのやり方(基本)

みそ汁の具材にたっぷり使ったり、炒め物に混ぜたりと、いつもの食事にきのこをプラスすると、カロリーをあまり上げずに食べ応えやボリューム感を出すことができます。
また、空腹のあまり食べ過ぎてしまうことのないよう、高カロリーなメニューを食べる前にきのこ料理を食べておくというやり方もあります。
おすすめのやり方
かさ増しをする
低カロリーな上に歯ごたえがあるきのこはかさ増しにぴったりの食材です。
たとえばダイエット中に食べすぎ注意な白いご飯。きのこをたっぷり入れた炊き込みご飯にすれば、同じ茶碗一杯でもご飯のカロリーや糖質をカットできます。
高カロリーな食材と置き換える
カロリーの高い食材の代わりにきのこを使う例のもおすすめ。
たとえばパスタの代わりに一部えのきを使えば、低カロリーな麺料理ができあがります。細かく刻んだきのこをハンバーグのタネにしたりと、いろいろな活用方法があります。
きのこダイエットの効果

腸内環境を整える
きのこには食物繊維が多く含まれています。
食物繊維には腸の動きを活発にしてくる不溶性食物繊維と、腸内で発酵し腸内細菌のバランスを整える水溶性食物繊維があり、どちらも腸内環境をととのえる働きがある栄養素です。
腹持ちがいい
粘り気のある水溶性食物繊維は胃腸内をゆっくりと移動するのが特徴。
そのため腸内環境をととのえるだけでなく腹持ちがいいというメリットもあります。お腹がすきにくくなるためおやつが我慢できないかたに役立ちます。
糖の吸収を抑える
水溶性食物繊維は糖の吸収を穏やかにするとも言われ、糖質が気になるかたにも役立ちます。
このように水溶性食物繊維はダイエット中のかたにとってメリットの多い栄養素なので、積極的に取り入れていただきたい栄養素です。
中性脂肪を減らす
きのこには、きのこ由来の植物性繊維であるキノコキトサンが含まれています。
キノコキトサンには脂質の吸収をコントロールする働きがあるとされ話題の栄養素です。中性脂肪や血糖値の上昇をおさえる働きや、内臓脂肪を減らす働きが確認されていますよ。
気になるきのこのカロリーや糖質量は?
カロリー
えのき……22kcal
しめじ……18kcal
まいたけ……15kcal
えりんぎ……19kcal
しいたけ……19kcal
なめこ……15kcal
マッシュルーム……11kcal
きのこのカロリーはその種類によりますがどれも大きな差はなく、100gあたり20kcal前後とどれも低いです。
カロリーの違いをあまり気にせず、料理に合わせてお好みのきのこを選んでみましょう。
糖質量
えのき……3.7g
しめじ……1.3g
まいたけ……0.9g
えりんぎ……2.6g
しいたけ……1.5g
なめこ……1.9g
マッシュルーム……0.1g
もっとも糖質の多いえのきでも100gあたり3.7gです。糖質の多い食品であるご飯には100gあたり36.8gの糖質が含まれているので、比較するときのこは低糖質な食品であることがわかります。
きのこ類は超ヘルシー!!ダイエッターの味方。迷ったときのきのこ頼み。
シイタケ嫌いっていうと、他のキノコも嫌いだと思われる。でもシイタケ以外はみんな好きー!
エリンギのシャキシャキ感がクセになる