多くのTV番組やいろいろなメディアでミドリムシのダイエット効果や健康効果が話題になって以降、ミドリムシはダイエットに取り組む方々からも注目されています。
では、ミドリムシに期待されるダイエット効果とは、いったいどんなものなのでしょうか?
59種類の栄養素がダイエットを応援
出典:https://www.sixthsenselab.jp/midorimushi-shop/euglena/diet/
私たちは食べたものを体内でエネルギーに変えて、体を動かす、心臓を動かす、呼吸をする、体温を維持するといった生命活動を行なっています。
食べたものは、体内で消化吸収されてエネルギーという形に代謝されますが、そこで活躍するのが消化酵素や代謝酵素です。
しかし、多くの酵素は、それだけでは活性化してスムーズに働くことができません。さまざまなビタミンやミネラルが「補酵素」として酵素の働きをサポートしているのです。特にビタミンB群は代謝に深く関わる成分です。
したがって、ビタミンやミネラルが不足してしまうと、食べたものがエネルギーに変えられず、消費するエネルギー量が減って太りやすくなってしまいます。
ユーグレナには、ビタミン14種類、ミネラル9種類など59種類の栄養素がバランスよく含まれていますので、ダイエット中の方のエネルギー代謝をしっかりサポートしてくれます。
太ってしまうのは腸の中のデブ菌のせい?!
同じ食べ物を同じだけ食べて、同じように活動しているはずなのに、なぜか、自分は他の人より太りやすいと感じている方、体質だと諦めていませんか?
太りやすい人と太りにくい人の違いには、実は、腸内細菌が大きく関わっているのです。
腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分けられます。日和見菌は、善玉菌と悪玉菌の優勢な方につくといわれています。
そして、ダイエットに大きく関わってくるのが、通称「デブ菌」や「ヤセ菌」とよばれる日和見菌の一種です。近年の研究で、太った人の腸内には「デブ菌」が、やせた人の腸内には「ヤセ菌」が多く存在することがわかってきたのです。
デブ菌は食べたものから多くのエネルギーを作り出して溜め込む働きをしますが、ヤセ菌は余分なエネルギーを取り込みません。
炭水化物や甘いもの肉料理、揚げ物など高カロリーで食物繊維の少ない食事に偏ると腸内にデブ菌が多くなり、一方、野菜や果物など低カロリーで食物繊維の豊富なものもしっかり食べているとヤセ菌が多くなるといわれています。
ヤセ菌は食物繊維やオリゴ糖を腸内で発酵させて短鎖脂肪酸を生成しますが、この短鎖脂肪酸は、腸の活動を活発にしてくれるので、ヤセ菌が多いと善玉菌が優勢となり腸内環境もよくなるのです。
ダイエットを成功させてリバウンドを防ぐには、腸内環境を整えてデブ菌を減らし、ヤセ菌を増やすことが重要です。
腸で働くパラミロン
そこで、腸内環境改善に力を発揮してくれるのが、ミドリムシだけがもつ特有の成分「パラミロン」です。パラミロンは、β-1,3-グルカン(ベーターいちさんグルカン)の高分子体で、食物繊維と非常によく似た物質です。
構造は、粒子螺旋が絡まったような複雑なもので、表面には無数の小さな穴(ミクロホール)が開いていて、コレステロールなどの不要物を吸着すると言われています。食物繊維と同じように、難消化性なので体内に吸収されずに排出されます。
パラミロンは、不溶性食物繊維のように、水分を吸収して膨らむことで腸の活動を活発にして腸内で便をスムーズに運ぶ手助けもしてくれます。
また、同時に水溶性の食物繊維のようにコレステロールなど余分な物質を吸着して排泄します。さらに、乳酸菌など善玉菌の活性化も手助けします。
腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になり、腸内環境が改善されると、お通じもスムーズになります。便秘が解消し、腸内細菌のバランスが整い、腸内環境が改善されることで、ダイエットに成功したというケースは多くあります。
糖質制限ダイエットにもミドリムシ
糖質は、消化器官で分解されて血液中に入ると血糖値を急激に上昇させます。また、細胞に取り込まれてエネルギーとして利用されますが、余ると、中性脂肪として脂肪細胞に蓄積されて内臓脂肪となってしまいます。
そのため、確かに糖質の摂り過ぎはよくありませんが、主食となる炭水化物は糖質と食物繊維からできていますので、炭水化物を減らす糖質制限ダイエットは、食物繊維が不足しやすいという問題点があります。
ミドリムシに含まれるパラミロンが食物繊維のように働くだけでなく、ユーグレナの摂取による血糖値上昇の抑制についての研究結果もあり、ミドリムシは糖質制限ダイエットをされている方にも強い味方になってくれます。
ミドリムシっていうネーミングでもうムリ。
ダイエットに、というか腸内環境改善に活用してみたい!
ミドリムシ・・・って虫!?イメージが悪いなぁ・・・